港の台所復活!ジョナサンです
2016/04/10
丁度、一月位前に釧路プリンスホテルの飲食部門を受け持つトップオブ釧路の藤井社長と僕の会話。
「乗さん、釧路港のセリ市場の横にあるマリントポスって施設の1階の食堂が長らく閉鎖されていたんだけど、今度うちでやる事になりそうなんだ。食堂の名前なんか良いのないかねぇ?」
僕「釧路港のあの辺って丸々太ったカモメが主みたいに飛び交っているよね。カモメっていうと~・・・・・・ジョナサン・・・・」。僕ら世代だと高校生位に世界的ベストセラーになったリチャード・バックの小説「カモメのジョナサン」が思い浮かぶのです。藤井社長「ジョナサン、いいね~どことなく間の抜けた響きが良い。これは閑古鳥や白け鳥が飛ばないように頑張らなきゃあね!」
ってことで、とても安易に名づけられた「くしろ港食堂ジョナサン」ですが本日6時にオープンしました。何で6時かというと漁師さんや水産関係者の朝が早いからです。漁師さんは出漁して釧路港に水揚げして朝飯と晩酌を兼ねて食堂で休息、水産関係者はセリを終えて朝食を取ってこれからまた一仕事。昼は市民のレストラン&水産関係者の昼食って感じで毎週金曜日にはあのホテルのランチビュッフェを提供します。
1年前に前の事業者が撤退してから、港から台所機能が失われた状態からやっと解消されるわけです。さんま漁などの船は魚を追いかけて水揚げする港を移動するのですが、食堂などの福利施設が無い港は敬遠される、釧路港としては食堂機能が無いばっかりに他の港に水揚げされ、大きな経済的損失を被る。だから港の台所機能復活は水産関係者や行政から大きな期待を集めているのです。
昨日、内覧会に行ってきましたが、閉鎖されて真っ暗だった厨房がピカピカに磨かれ、命が再び灯されたのを見てちょっと気持ちが高鳴りました。これからこのくしろ港食堂ジョナサンの物語を見守りたいなぁと思いました。
元アイスホッケー日本リーグのコクドで名(迷?)センターFWとして鳴らした藤井社長ですが、とてもゆる~い人で24時間緊張感を感じさせない方なんです。入り口で漁船をバックに裕次郎を気取っています。さすがに昔からのニックネームが「カッペ」というだけのことはあります。
って事で、是非食べに行ってね~!あのホテルの朝食&ランチがとても割安で食べれますよ。
くしろ港食堂 ジョナサン の情報はこちらをクリック
場所はこちら 北海道釧路市浜町3 釧路水産センター内(マリントポス1階)
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
乗山徹
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