あなたの事は誰も理解していない
2016/04/10
仕事柄、いつも人と対面で話しをする場合は自分の方がインタビュワーの役割で相手から話を聞きだす聞き役が多い。昨日は逆に取材で自分がインタビューされる側でした。中小企業診断士って一体どんな仕事ですか?どんな時に依頼すれば良いんでしょうか?一体、どうやって収入を得ているんですか?へ~そんな便利な制度があるって全然知らなかった。結構長時間のインタビューを終えて、なるほど~、やっと乗山さんって人間が理解できたように思います。
相手の質問に答えている内に、自分発見というか、気付いた事がたくさんありました。普段そんな問いかけを自分にはまずしないな~という質問ばかりです。自分では自分の過去や自分の考えなど当たり前過ぎて興味もなく、振り返る事もしない。ところが、相手が知りたいことや興味のある事は、自分では当たり前の事ばかりです。でも、これって落とし穴なんだと思います。何を言いたいかと言うと、「僕は相手(お客さん)の一番知りたいことを発信していない」、商売をやる上で一番肝心なお客さんが興味のある内容を発信していない。つまり、「どんな時に声かけてね~」というのがお客さんに伝わっていないのです。自分では発信したつもりになっていても、相手には大した伝わっていないという現実を思い知らされました。
多分、これは僕だけではないと思います。自分の事は自分が理解しているように相手も理解してくれているはず、というのは錯覚です。自分の思っている10分の1も相手は分かっていない。それ以下かもしれません。伝わっていないからこそ、自分では当たり前だと思える事を再度洗い出して自分の事を発信して伝える作業を継続しなければならないのです。あなたもインタビューを受ける機会をつくると沢山の発見がありますよ。経営相談なんかその絶好の機会となるはず。声かけてね~!
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
乗山徹
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