見てない場所で

2013/06/15 2016/04/11

先週から今週にかけて８日間の長丁場でインターネットビジネスセミナーを行いました。求職者の方々を中心に１５名あまりの方が最後までついてきてくれて、最終日は釧路市内の居酒屋での補講で締め括りました。受講生は真剣そのもので何とか新しい知識を得ようという意欲を強く感じました。ケーススタディの討議の内容や成果物をみても相当レベルが高くて、この人たちで会社興したら面白いだろうな～と思わず唸らせるようなものが多かったです。全員が自分の頭でアイデアを考え、それぞれの個性が出ていた。とても良い場だったと思います。

でも、セミナーっていつもこんなに受講者の意欲が高いとは限りません。会社がわざわざお金を出して受講生を出しているのに、最初からセミナーは寝るものだと決め込んでいるような人も少なからずいます。特に資格更新研修などはその傾向が強くて、ある資格の研修講師を頼まれて２時間ばかりのお話をしたのですが、５０代の男性が一番後ろに陣取り、話す前から既に眠る体制に入っていた。結局、最後までひらすら寝ようとしていたのですが、周りが楽しそうに集中していたので、中々眠れなかったようで、何だか見ていて可笑しかったです。地元でも有名な会社の管理職でも、そんな人もいるのです。
こういう人は、会社から離れたセミナーで誰も見ていないから、どんな横柄な態度をしても良いと思っているんでしょうか？でもね、商談の場で相手を目の前に、方杖ついて、あくびして、眠ろうとしたりしますか？しませんよね。
セミナーって、講師と受講生との真剣な場づくりだと僕は思っています。セミナーだからって、眠りにきたり、横柄な態度を取ったりする輩は、仕事の場でも同じことしか出来ない。仕事の場に戻ったら急にしゃきっとしてバリバリ仕事をするなんてあり得ない。セミナーで寝ている奴は普段でも惰眠をむさぼって給料だけ貰っているって事。セミナーでの態度は普段の生活の縮図なのです。