お客さんの立場で見ると・・

普段と違う土地に行って、最近だと何が一番気がかりかというとスマホの通話やWI-FIなどのデータ通信が使えるかどうかです。それだけモバイル通信に依存した生活をしているわけですが、先週の三重県だと同じ国内なので北海道とさほど変わらないというよりＪＲ乗車中で比較すると殆どＬＴＥの電波が使えて北海道より状態が良かったです。ところが、これまで何回か行った海外だとそうは行かない。通話はローミングとかで大都市だと使えますが、地方に行くと使えない場所もある。データ通信だとホテルの部屋で有線ＬＡＮは使える場合が多いですが、外に出た場合でもWI-FIが使える場所があるととてもありがたいです。

これを日本を訪れる海外からのお客さんの立場で考えてみましょう。以前より海外からのインバウンド（訪日外国人）を増やそうというのが日本の観光戦略目標としてうたわれていますが、訪日客の困り事の一つがWI-FIを使える場所が少ないということだそうです。特に北海道は遅れていて、ＪＲの駅では札幌も釧路も入っていない。釧路でも観光スポットで無料の無線ＬＡＮがセキュリティコードなしで使える場所が殆どない。今年も大型客船がバースに入ってきていますし、来年は２０隻近くが停泊するようです。停泊中に一番にするのがＷｉ－Ｆｉの電波を探すこと。せめて客船の停泊するバースに無線ＬＡＮのアンテナを立ててＷｉ－Ｆｉが使えるようにしたって大した費用じゃないんだからやってほしいですね。

口だけでビジットジャパンとか釧路よろしくとか言っていてもしょうがない。海外のお客さんの入り込みが目に見えて増えている今、お客さんの立場に立ってやれることは全てやった方が良いと思います。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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