ウツケが逆転する日

過去の日本の歴史の中で織田信長や坂本龍馬は若い頃、「ウツケ」と呼ばれていたそうです。Yahoo知恵袋によると「ウツケ」とは、ばかとかまぬけとか、愚か者のこと。両者に共通するのはウツケと呼ばれながら、その後日本の歴史を塗り変える大変革を成し遂げたことです。でも、それだけの大人物たちが何故バカ呼ばわりされ続けていたのでしょうか？それは信長や龍馬は世の中をどう変えればもっと良くなるかよく見えていたのだと思います。ところがその景色は他の人たちには見えない。そうなると、あいつの言っている事、やっている事全ておかしく見える。だからあいつは「ウツケ」だとなるわけです。社会が急激に変化してこれまでの常識が大きく覆されるという意味では、信長が生きた戦国時代や龍馬が生きた幕末と同じく、現代社会も変化の大きな渦の中にあります。

昨日ブログに書いた都電の中の光景、８割方の人たちが電車の中でスマホを覗き込んでソーシャルメディアに多くの時間を割いている。可処分時間のかなりの時間がテレビや新聞などのマスメディアからソーシャルメディアに移行している。１０年前にこの状況を具体的にイメージできた人は少なかったと思います。さらにソーシャルメディアを使ってマーケティングをしようなどと１０年前に考えた人がいたとしたら、せいぜいオタク扱いであいつは「ウツケ」だと言われたに違いありません。ところがアフターソーシャルメディアの紀元後の今、相変わらずソーシャルメディアを無視したり苦手だと言って逃げている会社の方が「ウツケ」になった、というよりどんどん自分のターゲットとするお客さんとズレたメディアで販促かけている限り成果が出づらくなるのは明らかです。

ウツケとバカにして既存のやり方にしがみついていると、気付いたら自分がウツケになっていた。そんな風にならないように勉強し続けるしかありません。（もちろん僕もです）

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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう！

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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