最強の集客ツール

2013/05/11 2016/04/13

これって究極の販促物だよな～って以前から思っていたものがあります。それはカレンダーです。
僕の父は昨年亡くなって今は母が一人で住んでいますが、その実家のトイレに貼ってあるのが「やまだ電気」のカレンダー。でもあのヤマダ電機とは違う「やまだ電気」で昔のサンヨー薔薇チェーン（古い！）の時代からやっている街の電気屋さんなんです。父が教師だったので古い教え子なんですが、卒業して何十年も経っているけど電気製品が必要な時は今だに来てもらっている。僕はこれひとえにトイレに貼ってあるあのカレンダーのせいだよな～と思っています。

僕のブログでも再三書いていますけど、多くの場合、売上の上がらない最大の原因はお客さんがお店の存在を知らないかお客さんからお店の存在を忘れられているからなのです。カレンダーって毎日見るでしょ。視覚の片隅に毎日お店の名前が入っていて自然に脳に刷り込まれる。お店は上位２～３割のお得意さんで成り立っています。そのお得意さんが毎日カレンダーを見ることで自分の事を忘れないでいてくれる、支出の機会が生じたら自然にお店の名前を脳裏に浮かべてくれるって凄いことだと思いませんか？
こんな最も優れた販促物であるカレンダーですが、ここ１０数年来ずっと無体な扱いを受け続けてきました。景気が悪い、売上が下がっているって理由で真っ先にコスト削減の対象にされてきた。年末になると最近カレンダーをくれる会社が少ないね～って寂しい年がずっと続いてきました。

インターネットの時代になって今更紙媒体のカレンダーなんてと思うのは大きな間違いです。カレンダーを販促物として最大限有効活用してきた先人の知恵を学び直す必要があると思います。何故なら先日も書きましたが、自ら情報発信して顧客の創造を続けない限り商売の継続はありえない時代に入ったからです。カレンダーは顧客創造の仕掛け作りの最強ツールです。今のシーズンから準備検討を始めましょう。

「そうかもなぁ・・・」という方は　↓　↓
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