どっちが「先」か？

夕刊のドサっと入った折込チラシを時間のある時はじっくり見ています。こういった折込チラシを常時打っているのは大手で力のある会社が多い。全国チェーンの写真スタジオなんかご丁寧にも前日に単体の投げ込みチラシでも目にしているので２日連続で目に止まりました。しかも七五三の早撮りキャンペーンでとても分かりやすい内容です。昨日のブログで赤字体質でビジネスモデルが古くなっちゃった会社は十中八九こうした販促をしていないと書きましたが、こうしたお客さんに「最近チラシや広告打ってないでしょ？」と問いかけると、決まって「大手はお金があるから大量のチラシでも打てるのさ」という答えが返ってきます。

お金があるから販促費をかけれる・・・・確かにそうかもしれません。卵が先か？ニワトリが先か？じゃないですが、それって逆も真なり。チラシをガンガン打っている大手は販促を死ぬほどしっかりやってきたから売上を上げることができて今がある。一方は販促に全然力を入れないで受身で待っているだけだから売上は下がって販促費も出てこない。お客さんが皆ソーシャルメディアでガンガン情報取っている時代に、「自分はガラゲーだしフェイスブックなんて敷居が高くて・・・」。でも商売やる者がお客さんより情報持っていないでどうするの？中学生のこづかいでもスマホ買えるんだし、今すぐショップに行ってついでにタブレットも一緒に買ってきてよ！と言いたくなります。

商売の環境ってアベノミクスとか関係ないと思うんです。「先」にこちら側から情報を発信して自らお客さんを再生産するのが基本動作。それをしない限り淘汰される時代に入ったのだと思います。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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