上から目線で考えた

昨日は北海道中小企業家同友会釧路支部の年次総会で議長の役割を仰せつかりました。といっても事務局が書いた原稿をそのまま読んでいるだけなんですけどね。議長なんで１２０名位集まった会員さんを前に壇上から見下ろす、これぞ「上から目線！」です。幹事長さんの報告や全道の代表理事の報告も壇上で話す人の背中を見ながら聞いている不思議な位置関係。こうやって大勢の経営者が集まる姿を壇上から見つめていると、普段考えないようなある想念が頭に湧きました。

代表理事が説明した今年の重点方針に「会社ぐるみで学び合い、経営体質の強化を図ろう」というのがありました。いったい今集まっている会社でこれを具体的に取り組んで実践する会社はどれくらいいるんだろうか？相当少ないと思います(自分もダメな方に入る）。一部の限られた行動的で熱心な会員さんに限られているのが現実なんだと思います。そんな人の割合がどんどん増えて、同友会に入って勉強している内に業績が上がったといった会員さんがどんどん増えてくるようなレベルになれると面白いだろうなぁと思いました。壇上に上がって上から目線だから言うんじゃないですけど、もっと個々の会社が積極的に学びあって経営力を上げて、結果全体レベルを引き上げないと地域経済なんて永遠に上向かないのです。

せっかく会費払っているのにもったいないと思う。会員は例会や勉強会にどんどん出て貪欲に「学びあう」、幹事会と事務局は質の高い例会や勉強会を企画して提供する。もっとレベルを上げないとダメじゃないかって思いました。これって「上から目線」・・・・？

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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