結果オーライ、それで良し

年が明けて早３ヶ月が経とうとしています。毎日余裕もなく過ごす中で必ず励行しているのが日経新聞の精読、その中でも１面を使って連載されている「経済教室」を読む習慣付けをしていて今の所皆勤賞です。識者による経済をテーマとした記事で、現代日本における一流の知性が日本を取り巻く課題を毎日紐解いているわけでまず面白いのです。

内容は金融、雇用、経済政策、知的所有権、国際問題など多岐に渡りますが、同じテーマでも主張が真っ向から対立するような事も多く、経済に正解は無いのだなぁとつくづく感じます。最近の論調で多いのがデフレの正体。大企業中心にこの１０年利益を蓄積したがそれは内部の従業員給与を犠牲にした賃下げで成り立ったことであり、結果人々がお金を使わなくなりデフレの悪循環にはまったというもの。こういう話を聞いていると、理論が現実を後追いしているなぁ、１０年前に言ってくれて政策に反映させたらもっとましな世の中になっていたのにと思っちゃいます。
アベノミクスも今のところ２％の物価目標をかかげた金融緩和を打ち出し良い目が出続けています。これが正しいのかどうかは後になってみないと分からない。

結局、正しい理論が最初からあるわけではない。良い結果を出した理論が正しい理論なのだという事か・・・・。何事もやってみなけりゃ分からない。結果オーライ、それで良し。意外とそれでいいんじゃないでしょうか。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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