冗長スピーカー攻略法

毎日仕事をしていてメモを取る場面というのは一日の中でも何度も出てきます。経営者の方から相談を受ける時は相対して話を聞きながらメモを取る。電話でもちょっと込み入った話だとちゃんとメモを取らないと話が分からなくなってしまう。セミナーや講演を聞く場合にもせっかくなので必ずメモを取って後で見直す事も多い。
人には色々な話し方のタイプがあって、論理的にゆっくり分かり易く話しができる人もいれば、もの凄い早口で付いていくのが大変な人、同じ話を何度もぐるぐる回っていて長ったらしい人、ダラダラと言いたい事をしゃべるんだけど結局何を言いたいのか分からないような人など様々なタイプの話し手がいます。あんまりダラダラの会話が続くと、一体何の話をしているのかこっちも分からなくなってしまいます。
メモの取り方は、以前はメモ用紙に箇条書きに一行ずつ上から順番に書いていました。その後ノートパソコンが出て来てきてからは相手の前でもお構いなしに高速ブラインドタッチでキーボードをビシバシ叩いていた。でもこれらの方法では分かりづらい話し手と相対する場合に何の話をしているのか途中で見失うといった事への対策が中々出来なかった。
で、３年前くらいから全てのメモをマインドマップという方式に変えてみた。

この相手の言葉を放射線状に展開していく方式は劇的な効果を生みます。今だとどんな冗長な相手でも超早口で話の展開が速い人でも相手の話の構造をしっかり掴まえながら聞いていられますし、相手が本質的な論点がズレた場合でも重要点に戻って話を進めていく事ができます。何故こういう事が出来るか分からないんですが、このメモを取る作業を進める最中に同時に脳内で論理を組み立てているのかもしれません。

どんな職種の人にでも活用できると思いますが、特に人に相対する事の多い方にはお勧めです。是非一度ためしてみてはいかが？

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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