盛者必衰の法則

2016/10/30

一昨日から左下腹に痛みを感じ病院に行くと、大腸憩室炎と診断。直るまで薬を飲んで絶食せよとのこと。
食欲は普通にあるのに、食べられないってつらいですね。
何やるのにも力が入らない、と言って何をしないと直りがさらに遅くなりそうなのでブログを書いてます。

さて、話は変わって昨日、北海道日本ハムファイターズの日本シリーズ優勝が決まりました。
対戦相手の広島カープも含めて素晴らしいシリーズだったと思います。

それにしても、こうして日ハムの試合に一喜一憂している自分の姿を少なくとも１５年前の自分には全く想像できなかっただろうと思います。
というのは、北海道日本ハムファイターズが本拠地を東京ドームから札幌ドームに２００４年に移す前は、北海道人のほとんどは巨人ファンだったからです。
僕もご多聞にもれず筋金入りのジャイアンツファンだった。
前日の勝敗で翌日機嫌が良かったり、悪かったりした位のファンだった。

今、北海道で巨人ファンなんて、あんまり居ないと思います。
読売巨人の凋落とマスメディアの凋落は機を一にしているんだと思います。

昔は国民の最大の娯楽と言っても良いプロ野球放送が、巨人戦しかやっていない。
北海道民がほぼ全員巨人ファンになるのも当たり前です。
読売グループが新聞とテレビ局のマスメディアをがっちり握っていて、巨人だけが良い思いをするようなビジネスモデルを創り上げていた。
以前はパリーグの試合なんてどの球場も閑古鳥が鳴いて数千人単位の観客数だったのが、今はどの球団の試合でも万単位、満員御礼だって珍しくないほどの盛況を見せています。

今ならテレビで見れる時は見るけど、みられない時は仕事しながらでもスマホでプロ野球速報をみれば、細かな経過が逐一分かるし、それで十分なのです。
マスメディア中心の時代は完全に終わった。

読売ジャイアンツの凋落、おごれるものは久しからず、盛者必衰の法則。
プロ野球の世界も随分変わったなあ～と日ハムの胴上げを見ながら時代の変遷というものをしみじみ感じました。

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