ホームページは大型商談の命

2016/08/19

ハウスメーカーの方からホームページについての質問を受けました。
「ホームページを作り直すのに、色々他社の事例を見ているのですが、〇〇飲食店のホームページは結構良いと思うのですが、どう思いますか？」
とても良い質問なので、ブログでも取り上げさせてもらいました。

結論から言うと、飲食店のホームページはハウスメーカーが参考にすべきではない、ということです。
何故なら、ホームページの重要度や位置づけが業種によって全く違うからです。

お客さんが飲食店のホームページを見る時はせいぜいお店の場所を調べる程度で、ＦＢページ、ＦＢ、食べログなどを一番見る。つまりホームページの重要性が低いのです。
いくらそのお店のホームページにたどり着いてメニューが表示されていても、じっくりそれを見て、何を食べるか検討するなんてことないですよね。

それに比べてハウスメーカーのホームページは全く違います。
興味のある顧客はしげしげと何度も何度も、ホームページを隅々まで見るでしょう。ここで相当程度、意思決定のための情報を仕入れるはずです。
だからホームページで自社のデザイン、快適性、設計思想、施工例、などを余すところなく伝える必要性があるのです。
つまりハウスメーカーはホームページが命だということです。最終のランディングページとして購買の決定的要素となるのです。
消費者にとって一生を左右する最も高額な耐久消費財なのですから当然です。

ですから、参考にすべきは同業他社の優れたホームページを徹底的にベンチマークするべきなのです。
他業種を参考にしたければ、家の次に高額な耐久消費財である高級車のホームページなんかが良いと思います。

高額で興味が極めて高いハウスメーカーのホームページは、購買の意思決定を左右するショールーム。
飛びっきり感性を働かせて素敵な空間をつくり、大型商談につなげましょう！