夜のマーケティングは究極のつながりの経済
今日は夜のスナックの集客について書いてみます。(リクエストがあったので)
スナックのお客さんの多くは、常連さんで成り立っています。
僕も地元釧路では自分で行くところは大体決まっている。
開店45年になる老舗ジャズスナックのブックエンド、ママがいつも僕のセミナーに来てくれるスグレイス、守成クラブで一緒の来夢、さらにナイトin稀々、シンデレラ・リバティ・・・結構あるな(笑)。
いくつか檀家さんがあるのですが(笑)、そんなにあれこれと新規開拓する気もない。
つまり自分からは、通い慣れたお店しか行きたいと思わないのです。
さて、今では通いなれたそれらのお店ですが、初めてそのお店に行ったきっかけを思い出して見ると、ある共通した現象があることに気が付くのです。
それは、一人で飛び込みでスナックのドアを開けたのではない。
必ず、誰かに連れられて行っているのです。
その連れてきてくれた主は、元々このお店に足繁く通っていた常連さんだった。
どうも色々な人に聞いてみても、初めての来店のきっかけは僕のパターンと全く同じだと言うのです。
つまり、常連は次の新しい常連さん(候補)を連れて来る、というメカニズムが働いている。
これを「常連さん自己増殖の法則」とでも呼びましょうか。
スナックの集客を考えた場合、まずはこの常連さんを大切にする、ん~僕だったら、多分居心地が良いのが一番かな。
ママやお店の女の子が自分に興味を持ってくれてお話してくれたり、カラオケを楽しく歌わせてくれたら、それだけで満足。
あとは忘れられないように、たま~にハガキだすとか、フェイスブックでつながって見掛けたりすると、たまに行こうかな、ってなるよね。
しつこくない程度にさりげなく自分の存在をお知らせした方が良いと思います。
来店のきっかけになるイベント開催なんてのもいいよね。
スナックはコンサルタントに負けないくらいお客さんにとってどうでも良い業種というか、期待されてない業種だと思う(笑)。
だからこそ、意識的に且つさりげなく、気付いてもらう努力をしないとね。
でも、今書いたことはスナックだけじゃなくて、全業種に当てはまること。
夜のマーケティングは究極のつながりの経済だってことですね。
乗山徹
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