売上アップアドバイザー シーサー君

*

自力本願しかありません

      2016/04/29

阿寒湖温泉でカジノ誘致の会議に出てきました。

ここも御多分にもれず、風評被害で歩いている人が見たことない位少ない。

来年の3月に阿寒湖温泉を会場にした全国カジノ誘致協議会主催のカジノサミット

が開催されるのです。

カジノ法案が国会の混乱の中でもそろそろ出てくると踏んでいます。

法案の骨子は既に固まっており超党派の議連も組織されています。

風評被害による国際観光客の減少もあり、情勢的にはカジノの必要性が更に高まっている。

そんな中でこれまではカジノサミットといってもあまり現実感の無い話という

感じは否めませんでしたが、これからは違う。

今回はコンセプトを色々出し合うという事で地元の観光関係の主要メンバーと釧路勢

とでブレインストーミング的に意見交換をしました。

その中で阿寒湖温泉は狭い町で国立公園でもあり土地の制約が多い。

これまでの街づくりコンセプトを壊さないでカジノや複合施設をつくるには

街の中でうまく施設を分散させる必要がある。

当然核となるゲーミングやショッピングの施設は必要となるが、湖上にも船上カジノを

設ける、駐車場を一箇所に集中させて街中は車の乗り入れを禁止し、アーケードを全体

にかぶせ天候に関係なく徒歩で往来できるようにする。さらに地下通路も検討する。

景観を壊さないために地下への建設も検討する。

スキー場のある山側にスパ施設を設ける。

大量の雇用も発生するため従業員用の宿舎も必要。

といった感じで面白いアイデアがたくさんでました。

これまでカジノっていうと巨大なギラギラした建物が突然景観を無視して出現すると

いうイメージでしたが、それとは対極の小さな街全体が一つの家みたいな感じで街づ

くりをすると面白いなと思いました。

自分たちで楽しく考えるのが一番です。広告代理店に頼んだらとんでもない煌びやかな

設計書が出てくるかもしれませんが、そんなんで本当の良い街づくりができるわけが

ないのです。

絵だって手書きが一番です。

格好良い設計図を描けるメンバーが一人も居ないですが、手書きが一番。

本当に国に出すコンペの時にプロに頼んで書き直してもらえば良い。

釧路人はバルク港誘致で貴重な成功体験を持った。

僕も大変だったけど、何にも変えがたい経験だった。

何故なら、国や行政を動かすには、誰にどう働きかけたら、どういう動きになるか。

逆に誰が全然動かないのか。とても良く分かったからです。

他力本願で誰かがやってくれるだろう、国がやってくれるだろう、市長がやってくれるだろう

って思っている限り、何一つ変わらない。

誰もやってくれないのです。

自力本願で汗かいて真剣にやれば必ず伝えることができる。

必ず取るという明確な意思を持ってやるだけのことはやる。

動き出す予感がした一日でした。

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北海道釧路市の中小企業診断士&ITコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中!

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