先に起こった未来
2015/11/13
昨日のブログで「もう一つの仕事」=SNSを中心としたお客さんとのネットワーク化、の話を書きましたが、僕がここ数年取り組んできたコンサル事例で一つはっきり言えるの過疎地の方が「もう一つの仕事」への取り組みも早いし効果も出易いということです。
北海道の札幌以外の地域はどこに行っても似たりよったりなのですが、過疎化は激しく特に僕の住む道東一円では中核都市である釧路や帯広などから離れた市町村の過疎化は全国一と言ってよいほど進んでいるのです。当然、商業といっても中心街の疲弊は激しく既存の個店が当たり前に商売をやっていける市場では無くなりつつあるのです。
過去の栄華の時代の如く、ただ待っているだけでは座して死を待つのみです。そういった中で「もう一つの仕事」への取り組みを勧めてやってもらうと、とても反応が強く数字にもはっきり変化として表れてきます。
一方都市部の釧路市などでは、まだ他の手段でも集客できるという心理的余裕(?)のせいか、総じて取り組みが遅い傾向にあります。
日本創生会議が昨年発表した消滅可能性のある自治体に釧路管内の殆どの市町村が入っていることに衝撃を受けましたが、今後全国各地で過疎化のエンジンが急速に回る中で釧路地域で先行して起こってきたことが顕在化するのではないでしょうか。この「もう一つの仕事」はまさに過疎地でビジネスを行うための最も有効な戦略であり指針を与えるものだと思っています。
この「もう一つの仕事」はエクスマ手法を使ったマーケティングであり、外部環境の悪い時代にいかに自力でお客さんを獲得して売上を上げていくかを提示するものなのです。
恐らく、エクスマがマスコミでも取り上げられ始め注目を集めるのも、まさに日本の中小企業がいよいよ立ち行かなくなった証ともいえるのだと思っています。
生き残りたかったら「もう一つの仕事」にひたすら取り組むしかないと僕は思うのですが、どない?
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乗山徹
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