ＳＮＳディバイドが社会問題化する日

2014/10/30 2016/04/03

昨日は釧路市地域雇用創造協議会主催の観光セミナーで長野県白馬村の五龍館女将の中村ゆかりさんを招いて行われました。僕は司会を担当。
これまで苦労の連続の中から見出したピンチ脱出の数々のエピソードは、観光業だけでなくあらゆる業種の経営ヒント満載の素晴らしい内容でした。聞き逃した人は余りにももったいないことをしたとだけ申しておきましょう。そうだったのか～！という気付きのオンパレードだったことも付け加えて置きます。

そんな大盛況のセミナーだったのですが、２００人近く集まった受講者の顔ぶれを見て気付いたことがあります。ほとんど知っている人だったということ。それもフェイスブックで繋がっている人ばかり。そして家に戻ってセミナー終了後の懇親会に出た出席者の写真がフェイスブックにアップされていたのでタグ付けをしていて気付いたのですが、「あれ？全員タグ付けできている」。ってことは懇親会に出ているメンバーは全員ＦＢユーザーで繋がっている人だった。
正確な数字を調査したわけではありませんが、昨日セミナーに来ていた人はかなりの割合でＦＢやブログの情報をみて来場してくれた。
これをただの無料セミナーの集客だけの話と考えてはいけません。ＳＮＳ時代はつながった親しい人からの情報を元に人は移動し購買活動をする。ＳＮＳに繋がっていない人がどうなるかは少し考えれば分かるのではないでしょうか？

１０年位前にさかんに言われた言葉で「デジタル・ディバイド」というのがありました。コンピューターやインターネットが苦手な中年のおじさん達が仕事でどんどん取り残されていく様を揶揄した言葉でした。それが今もっとキツイ形で「ＳＮＳディバイド」として社会問題化するかもしれませんね。フェイスブックは苦手で・・とか言ってやっていない方未だに多いですけど、今回のような素晴らしいセミナーの存在すら知らないで過ごしてしまう。あらゆる情報の摂取量がＳＮＳ内の住民とＳＮＳ外の住民とで既に圧倒的に差がついているのです。
以前のデジタルディバイドでは、出来ないオジサンたちが肩身の狭い思いをしている現場を何度も目撃しましたが、そろそろＳＮＳディバイドが社会問題化するのではないかと思っています。誰でも出来るんだからやれば良い話なんですけどね。デジタルディバイド問題の時は国が予算つけて全国通津浦々でパソコン教室やってましたけど、同じ感じで社会問題化したらＳＮＳ教室がやられるかもしれないな～。でも、そんなのにお世話になる頃には完全にビジネス社会から忘れられた過去の人になっていると思いますね。

「なるほどね・・・」という方は　↓　↓
↓↓　クリックよろしくお願いします

今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう！

————————————————————————————————–
売上アップのご相談したい方は声かけてくださいね。お申込みはこちらからできます。（有料で１時間目途で１万円です。）
さらにこのブログを読んでいただいてる方に特別耳打ちしますけど（って、ホームページに載っているんですが（笑））、無料の相談日、次回は１１月２６日（水）です。お申し込みください。こちらは時間枠が埋まった時点で締切ですのでお早めに。
————————————————————————————————–