「過去の人」と呼ばないで

最近、中島みゆきの唄がまた見直されているようです。ＮＨＫ朝の連ドラ「まっさん」の主題歌で毎日耳にするからだと思います。
この主題歌を最初に耳にした時、あれ？この声とメロディ、懐かしい感じ、中島みゆきだよねぇって思った。懐かしいってことは、最近ほとんど耳にしていなかったということ。テレビやラジオのメディアでもあまり聞かないし、飲み行ってカラオケで唄う人も僕の周りではいなかった。どちらかというともうナツメロに分類されちゃっているのかもしれません。
全く耳にしないと、やっぱり忘れる。つまり中島みゆきは僕の中では「忘れた人」或いは「過去の人」になっていたし、おそらくよっぽどのファン以外は同じ感覚なのだと思います。

仕事でも同じようなことが言えるな～と思います。仕事が来ないってことはお客さんの中で「忘れた人」あるいは「過去の人」にいつの間にかなっている。多分、お客さんの中では何の悪意もないんです。でも、お客さんは「忘れる」のです。忘れられててしまったら二度と声はかからない。商いを営むものにとってこれほど恐ろしいことはありません。せっかく苦労して獲得した良いお客さんからいつの間にか忘れられてしまい、そのままだと二度と声がかからないのですから。
でも、今回の中島みゆきの唄のように、ある日突然、あれ？あの唄声だよってメディアから現れると、やっぱり中島みゆきって良いよね～って見直されるわけです。
忘れられないための唯一の方法は、恐らくいつも「ここに居るよ」って存在感をアピールすることだと思います。そのためには直接顔を出すか、メディアを使うしかないのです。

誰でもが中島みゆきみたいにマスメディアに乗る必要はなく、フェイスブックなどのＳＮＳが忘れられないためのメディアとしては最も優れたメディアだと思います。
未だにＳＮＳメディアを使わないで拒否している人が結構多いですが、「過去の人」になりたくなければ一刻も早く始めた方が良いと思います。でも、そういう人はこのブログも読んでないから「過去の人」のままですね（笑）。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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