ＳＮＳイヤーの時代

もうこれも古い言葉になってしまいましたが、９０年代～２０００年台前半に時代を説明する言葉としてドックイヤーというのがありました。
コンピューターやインターネットの進化の早さを説明したもので、犬の成長が人間の成長の３倍は早いことに例えたものでした。

昨日は、ＳＮＳメディアをテーマにセミナーと実習を行いました。今回の参加者はほとんどの方がＳＮＳ未経験者。フェイスブックを初めて使ってみて、ＦＢデビューを飾ってもらいました。
互いに友達申請をして、写真を撮って記事をアップしてもらうと、これまで知らなかったＦＢの面白さについて、みるみる内に理解が進んだようでした。
僕はその様子を見ていて、はっきりと解ったことがありました。
それまで、互いのことは顔と名前を知っているくらいだったのが、ＦＢの発信によってネットワークでつながった個人の個性や嗜好、趣味、人柄諸々の「人となり」が驚くほど早く、深くそして楽しく伝わるのです。
それはちょっとした投稿一つ、例えば写真に映っている姿やそこで登場している景色、モノ、それに対する説明文によって様々なエピソードがその人そのものをどんどん伝えていくのです。
ＳＮＳデビューの方々の所作だからこそ、ＦＢの原始的な機能がよく見える。その伝播する情報量の多さ、速さ、深さを目の当りにすると、やっぱり凄いアプリだな～と改めて思う。

前からＳＮＳの時間軸は相当短い、リアルの１０分の１位と思っていましたが、今日の体験では１０分１なんてものじゃなく、もっともっと短く速い。
ドックイヤーならぬＳＮＳイヤーはリアルの３０倍位の速さであらゆる情報が伝播する。ちょっと、その辺のＳＮＳの凄みを実感した一日でした。
ＦＢの情報の伝播力に、今更ながら僕らは毎日リアルタイムで革命の現場に立ち会っていると思う。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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